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クリーンブース・クリーンルーム関連商品を扱う当社に寄せられる、よくある質問集です。

ホクトクリーンブースQ&A

個人での購入は可能でしょうか?
もちろん可能です。
カーテンだけのバラ売りは可能でしょうか?
もちろん可能です。カーテンなどの破損修理についても対応いたします。
大体どのくらいの期間使用可能でしょうか?
使用環境や使用頻度によりますが、通常7〜10年程度です。メンテナンスとして3〜5年程度でHEPAフィルターの交換の必要があります。
代理店として販売したいのですが。
代理店価格表をご用意しております。詳しくはお問い合わせ下さい。
組立ては素人でもできますか?
組立てマニュアルに従い、どなたでも2時間程度で組立てられます。プラスドライバーとカッター、千枚通しさえあれば、専用六角レンチが付属しているので 専門的な工具は何も必要ありません。

その他商品のQ&A

クリーンルームのシステムにはどんなものがありますか?
用途に応じて、いろいろなシステムを作れますが、次の4つが一般的です。
1. 乱流(コンベショナル)方式 最も一般的でコストもかからない。ある程度の清浄度が得られる。
2. 水平層流(クロスフロー)方式 天井高はないがスペースがある場合には、高い清浄度を出すことができる。
3. 垂直層流(ダウンフロー)方式 最も高い清浄度を得られるが、コストもかかる。
4. 室内ダクト(センターダクト)方式 乱流の応用型で、天井高がない小さめの室に有効。
空調システムもいろいろありますか?
要求される温湿度条件や発熱量・排気量などによって異なりますが、次の方式が一般的に使われています。
1.パッケージ方式 大容量で多く使われ、比較的コストも抑えられる。
2.直膨方式 精密空調をともなうときに使われる。
3.露点飽和散水方式 発熱があまり多くなく、標準温湿度のとき省エネ効果が最も高い。
部屋のクリーン化の方法は?
表面からの発塵がなく、塵埃が付きにくい平滑面ということで、最も一般的には断熱パネルでルームを作ります。既設の部屋に断熱性や機密性があれば、クリーンクロス張りで安価に作ることもできます。
クリーンルームの設計に影響する大きな要素は?
クラスや温湿度条件はもちろんですが、見落としがちな要素に次のような物があり、価格にも大きく影響します。
1.内部発熱 空調機(とくに冷凍機)の容量の違いが、価格に大きく影響します。
2.局所排気量 排気量に見合った外部空気を取り入れるため、空調機に影響します。
3.室内人員 人数に見合った新鮮空気を取り入れるため、空調機に影響します。
4.温度精度 制御方式が異なるため、電気容量に影響します。
5.湿度範囲 加湿器容量に影響します。湿度成行なら加湿器は必要ありません。
仕様が同一でもクリーンルームの価格が違うのは?
次のような項目が物件により異なるため、価格に違いが出ます。
1.据付地区 運送費・交通費が変わります。
2.搬入設備 クレーンなどの重機代や搬入費が変わります。
3.冷媒配管距離 冷媒配管工事費が変わり、空調機の価格が変わります。
4.冷媒配管仕上げ 外部ラッキングなどは価格が上がります。
5.冷凍機設置場所 搬入方法が違ってきます。

商品以外のQ&A

清浄度って何?
一定体積中のある大きさ以上の塵埃の数で示されます。規格の原本は1963年のアメリカ連邦規格Federal Standard 209です。現在では1993年に改定されたFed.Std 209Eが使われています。これは1フィート立方(28.8L)中に、0.5μm以上の粒子が何個あるかという最も一般的な表示法です。他にJIS-B9920やISO14644-1などの規格があります。
クラス100ってどういうこと?
前述の連邦規格の清浄度の表し方で、これは1フィート立方(28.8L)中に、0.5μm以上の粒子が100個以下であれば「クラス100」と言います。同様に、1,000個以下であれば「クラス1,000」、10,000個以下であれば「クラス10,000」と言います。数字が小さいほど、塵埃の少ない空間になります。
自然環境の清浄度(クラス)ってどの位?
クリーンな方から、
・雲の上 クラス1,000程度
・海の上 クラス10,000程度
・手術室 クラス50,000程度
・田園 クラス100,000程度
・郊外 クラス400,000程度
・事務所 クラス1,000,000程度
・工場 クラス3,000,000程度
・街中 クラス5,000,000程度
と言われています。
清浄度はどうやって測るのですか?
パーティクルカウンター(ダストカウンター)で2.83L/minを光学的に計測し、0.3・0.5・0.7・1・3・5μmの各粒径でカウントし、0.5μm以上を累積します。
クリーンルームの四原則って?
クリーンルームの計画にあたっては、次の4つを考慮しなくてはなりません。
・塵埃を室内に持ち込まない。
・塵埃を速やかに排除する。
・塵埃の発生を抑える。
・塵埃を堆積させない。
クリーンルーム内の発塵はどの位ですか?
作業員や機械から発塵しますが、人が作業することによって発生する発塵の目安は下記のようです。
・静止状態 100,000個/分
・手先の作業 500,000個/分
・着席作業 2,500,000個/分
・立ち作業 5,000,000個/分
・歩行作業 10,000,000個/分
標準的な湿度は?
55±2%が理想的です。ただし、これを実現するとコストがかかるので、±5%や、±10%も見られます。また、錆を嫌うのであれば50%以下、静電気を予防するのであれば40%以上という設定もあります。一般空調では湿度成行となります。
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